コンセプト concept
おくりものには、ものがたりがある
江戸時代、大衆文化として庶民に愛された浮世絵は、おくりものを包んで守る、緩衝材として使われていました。そうして、輸出品とともに海を渡った浮世絵は、西洋の人々を、その美しさで、大いに驚かせたと言われています。さらに、浮世絵はゴッホをはじめ印象派の画家たちも魅了し、ジャポニズムを巻き起こしたのです。そんな浮世絵を、現代の緩衝材であるプチプチ®に描き、当時の驚きが蘇える、粋な包みができました。
In the Edo period, the Japanese used Ukiyo-e prints as cushioning material for exporting goods to Europe, which fascinated people in the region. The Ukiyo-e attracted Van Gogh and Impressionist, and created a kind of boom called Japonism. Trying to bring back such sense of excitment, Ukiyo-e putiputi (bubble film) was designed based on an unprecedented product concept with Ukiyo-e print on putiputi (bubble film).
ラインナップ line up
『ビードロを吹く娘』（喜多川歌麿）
サイズ size
・四合瓶＆ワイン瓶
・一升瓶
受賞情報 award
Tokyo Midtown Award 2015 準グランプリ
浮世絵ぷちぷちは「おもてなし」をテーマに開催された、アートとデザインのコンペティション「Tokyo Midtown Award（東京ミッドタウンアワード）」 2015年度のデザインコンペで、1,316 作品の応募の中から準グランプリに輝き、川上産業株式会社との共同開発にて商品化いたしました。
2018日本パッケージングコンテスト 包装アイデア賞
日本パッケージングコンテストは、公益社団法人日本包装技術協会の主催で、時代と社会の要請に対応した優れたパッケージやそれらを開発する技術の普及を目的に、優秀作品を選定しています。包装アイデア賞は包装技術賞の1つで、優れたノウハウを活かし、包装の機能を向上させたパッケージに与えられます。
2018年度グッドデザイン賞
浮世絵ぷちぷちは2018年度グッドデザイン賞に選ばれました。
＜審査員講評＞
緩衝材に印刷するという、すでに市場にはあった手法だが、うまくアピールできていなかったものを、もともと緩衝材として使われていた浮世絵を刷るというアイデアによって、見え方を向上させている。コスト的にも優れており、まずは日本酒メーカーと組んで市場に出すという手法も良い。今後、販路を広げていく可能性を十分に引き出した。
http://www.g-mark.org/award/describe/48084?locale=ja
第3回クールジャパンマッチングアワード 審査員特別賞
異業種間の連携により日本の魅力を海外に展開する商品やサービスを生み出した事業者等の実績を募集し、審査により優秀と認められたものを表彰するクールジャパンマッチングマッチングアワードにおいて、審査員特別賞を受賞しました。
http://cjmf.jp/matchingaward.html